2009年11月17日
討論: 筋肉強打の処置
★大和魂
空手家・・・足首、相手の肘で打撲。
社交ダンス・・・相手(女性)のヒールで蹴られる。
上記のような、「硬く尖ったもの」での打撲(強打)・・・大変弱っています。冷却・圧迫(固定)・安静・挙上・・・の原則は知ってますが、急に良くなることもほとんどなく、翌日以降には、腫れる事もしばしば。また、治癒期間もかなりかかっています。施術は1回のみ(応急処置&MPS対策)がほとんど。患部は基本、触っていません。それ以外に、対策がありますか?
ちなみに、肉離れ(救急以外の慢性化の場合)の事例なら、他の筋肉の処置ですっぱり治ることも多々あるのですが、どうにも打撲の救急とは相性が悪いのです。何か対策をご存知でしたらよろしくお願いします。
☆筋肉治療家B・・・・ <同志でありライバルの鍼灸・柔道整復師>
大和魂さんからの相談なんて、嬉しい限りですよ!打撲ですか…
私の場合、筋肉のあるとこ(大腿部前面、腹部、下腿外側、など…)は、MPSとして処理してます。もちろん、打撲痛もありますから、直接患部に触らないで、筋肉に刺激を与えなくてはいけません。腫れてる周りからでもいいと思います。
腫れに対しては軽い圧迫は有効です。伸縮包帯で私は圧迫しています。患者も巻き直しがしやすいというメリットもあって。
チョット話がそれますが、鍼を打って内出血が起きそうな時って判るんですよ。患者がやたら痛がって、刺入ポイントがプクッと膨れるんです。
翌日間違いなく大きいアオタンが出来るのですが、コレを、最初に(気づいた段階で)プクッとした時点ですぐに指先で圧迫して、ちらすように円を描くと、さほどアオタンが大きくならずに済むのです。打撲も同じように考えて、患部の圧迫をしています。軽く…
問題は骨部分の打撲ですが、本当の打撲のみの場合、触らなきゃ痛く無いはずです。動かして痛い場合は、筋肉の損傷か筋痛症として扱います。ほとんどの場合、筋痛症ですが…
脛骨の打撲でも、動かして痛い!なら下腿後部の筋肉が問題になっているはず。シンスプリントの治療と同じ考えです。なので、RISEの原則には則ってません。
足首の場合、格闘家で良くあるのは利き足の外果まわりの痛みです。ほとんど長、短腓骨筋のMPSなので、本人が打撲と思いこんでいても、腓骨筋治療をすることでかなり痛みはひきます。この場倍、もちろん股関節を見なくてはいけません。利き足によるケリが続くので、しかも利き足のため、たくさん練習してしまうんですよ。
したがって、同側の起立筋と股関節外側の筋肉の緊張が強くなって、いろいろ問題が出てくるんですけど、もともと痛みになれてる方々なので、日常的には痛みとして捉えてないみたいなんです。誘導尋問で「デートで歩きすぎると足首あたり痛くなりませんか?」 って聞いてみてはいかがでしょうか…
私は、格闘技家の方々はある意味特殊だと思っていますので、痛みの訴えを丸飲みしないようにしてます。日常生活とリンクさせて問診すると結構ヒントが見えてきます。
ダンスの場合、このような例は見たことありませんが、痛みの場所が筋肉上でしたら、筋肉治療を勧めます。安静にしていては、長引くだけ。ダンスの場合も、軸足の反対側の足を痛めたり、ぶつけたり、ぶつけられたりする物です。って事は、上記の格闘家と同じ事が言えます。このように腰、股関節からの潜在的要素を考えてみてはいかがでしょうか?
たまたま、痛いところにぶつかってしまった…が、多いように感じています。こんなんで、判ってもらえたでしょうか?どうぞ、参考までに
★大和魂
伸縮包帯ですか・・・なるほど。キネシオテープでも代用できそうですね。それなら持っていますので。しかし、かぶれる人がいるのが困りもので・・・やはり、伸縮包帯が無難ですかね。
なるほど、予め,散らす事が可能という点が興味深いですね。考えてみれば「黒い血」(油系?)が溜まっているところが「黒アザ」になるという考えでしたから、違和感はありません。発想の逆転ですね! <参照:2009年10月30日 恐怖の「コールタール・ブラッド・シンドローム」(注:造語)>
私自身も昔、少林寺拳法で肘受けされて、ヒコツ筋あたりを強打した事があります。数時間後に歩けなくなり、動けば激痛なのですが、動かなくても、じっとしていられないほど激痛でした。だから、思わず動いてしまい、また、その振動でもんどりうってしまうのです。
水が溜まったような腫れだったはずです。なにぶん、20年も昔の事なので忘れましたが、水が溜まって「神経圧迫」という説明で・・・今は信じてはいないけれど、水を抜いて(?)痛み止め注射で、とりあえず「激痛」は治まったような気がします。
「コンパートメント症候群」「クラッシュ症候群」が近い様な印象を持っていました。ちなみに松葉杖になって完治まで1ヶ月ほど・・・むしろ、反対足が壊れました(苦笑) 。痛めた足を庇って歩く事の怖さを思い知った体験でした・・・
今回の場合は、脛サポートの隙間、つまり、足首を肘で強打するというアクシデントでした。私もその場にいたのです。 他の方々は「空蹴り」で「ビキッ」ときて初めて「痛み」を訴える事が多いですね。歩くと疼くようです。
> 痛みの場所が筋肉上でしたら、筋肉治療を勧めます。
> 安静にしていては、長引くだけ。
私も安静は薦めません。風呂もですね。
私なりに通常のMPSとして扱い、股関節も腹筋もハムも臀部も・・・見てきたつもりですが・・・なかなか難しいです。
まぁ、先の2件は、1例目(ダンス×2人)でヒコツ筋シャーベットがあり、しかし、激痛の為その治療を途中止めにしています。怪我以前に最悪の下半身でした・・・
空手の方も応急処置に留まりましたが、怪我以前に酷い状況がありました。だからこそ、怪我が重傷化してもいるのでしょう。
「捻挫」「肉離れ」は何とでもなっているのに、「打撲強打」のみが上手くいかない・・・何か別の理由がないかと不思議に思っているしだいです。鍼の「先がけ・青タン散らし」のお話が、ひょっとすれば、いいヒントかもしれません。ご協力、ありがとうございます。
☆筋肉治療家B
そりゃ、大和魂さんがMPS(筋筋膜性疼痛症候群)として扱ってないわけないですよね。失礼しました。私はそこまでの酷い状況の打撲には滅多に遭遇しませんが、多分、肉離れよりも損傷程度は酷いものかもしれません。
夏ごろにあった症例ですが、20代後半 男子。キックボクシングのスパーリング中に右臀部のちょい下にミドルキックを食らって負傷。見た目は、さほど腫れはなく、内出血もなく、受傷部分の筋硬結がはっきりしていたので、単なるMPS、チョットspasm強め って感じで治療していました。
強い痛みは早く取れたのですが、日常生活、特に椅子に座ってるときの鈍痛、あと、膝屈曲時に力を入れにくいと訴えていました。MPSが強いからだろうと、そのまま治療を続けていました。すると、2週間くらい経ってから、膝裏部分に内出血が現れ始めて、翌日には大腿部後面全体に広がり、単なるMPSでは無かったって事を物語ってました。臀部から大腿部にかけては、血液の逃げ場が多いため、内出血が現れるまでに時間がかかるのです。見逃してました。
筋硬結が目立っていたため、その直上部分の筋断裂に気がつきませんでしたが、はっきりと陥凹部分が触知できます。ミスです。大腿二頭筋近位部の完全断裂。近くの大学病院へ手術を視野に紹介致しました。
しかし、気がついてすぐに大病院の整形に送ったとしても、直後の痛みは取ってくれなかったでしょうし、手術も初期症状が落ち着くまではしないでしょうし、それまでは免荷歩行による安静しかなかったでしょうから、結果的にウチで術前の処置をしてきたと言い訳っぽく自己満足してるとこです。
何を言いたいのかというと、大和魂さんが悩んでる強い打撲の場合は、筋繊維断裂、筋部分断裂、あるいは完全断裂、筋肉の座滅(クラッシュsyd?)があるかもしれません。水っぽい腫れは、浸出液か血液でしょうし、強い痛みだし、時間はかかるし、予後は悪いし、筋細胞が修復されるまで時間が掛かるのはある程度仕方がないと思います。
それをどう早めるかが治療家の力量なんですが、なにをもって早く治ったと言い切れるのか、返事に困ります。結局、悩むことが大事なんでしょうか?そう感じています。
★大和魂
私が細身だった若い頃、極真空手で汗を流していたことがありますが、私から見れば重量級の上級者(黒帯含む)が問答無用に全力で蹴ってくるのです。受けも不十分なら、いなし方も身についていない・・・滅多蹴りにされ、太股がアザだらけです。随分経ってから「骨折痕」を指摘された事もありますし、当時も、いわゆる「筋線維断裂」と診断されて然るべき状態でした。まともに歩けない事など日常的でした。しかし、病院にかかることはありませんでした。湿布止まりだと知っていたからです。
某接骨院で、名称不明の治療器具でチクチクされ、これまた名称不明の治療器具(温かい棒?)で擦られただけで痛みが消え、当然手術も何もありません。アザも1~2週間あれば消え、それ以降、アザが徐々にに出来難くなっていきます。その間、空手の練習に参加してますから、アザの部分も引き続き、蹴られまくっていました。果たして、それ程の大問題だったのかと、今さらながら「疑問」を感じています。今なら、到底、こんなお馬鹿な練習は認めないでしょうが、素人はこんなものです(苦笑)。
何故こんな話をしたかといえば、先のキックボクサーも、治療と平行して練習をこなしていたのではないか?という事です。そうでれば、アザが突然現れたように見えても不思議な事ではありません。また、「罪悪感」も少しはあるのでしょう。「練習」を行っている事を内緒にしている場合もありえます。
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<雑談>
☆筋肉治療家B
変形性股関節症のコミュ、毎日見てますが、かなり年齢の若い方々を対象に手術してるんですねぇ びっくりです!
★大和魂
私も何処かのコミュ(スポーツ医学系?)で、目新しい病名を見たので、検索したら・・・ただの「股関節亜脱臼」と思しきもので、幼少期(5~8歳程度?)に多い特殊な病気と区分けしていました。こんなことだろうな、とは思いましたが・・・一々病名増やして「難病」扱いするなよって思います。
西洋医学かぶれのスポーツトレーナーにかかったら、医師にバトンタッチ。形成不全だの難病だのにされて、無理やり手術に持っていかれます。子供にとっても受難の時代です。
Posted by 大和魂 at 10:11│Comments(0)
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